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日々徒然。オタク話多いですよ。
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三千里・・・・も行かないけど本屋2店はしご。

鋼16巻とG/ファンタジー。
鋼はもしかして出てないかなーなんて淡い期待を抱いてみたけど撃沈。

やっぱなかった・・・。
関西方面は出てるっぽ・・・いいなー(羨望)

Gファンはやっぱ執事が欲しくてあったら買っちゃおうかなーなんて思ったんだけど、読み荒らされた1冊しか残ってなかったから止めました^^;
あれ580円もするんだ・・・?

いつも日記だけじゃつまんないので、また途中までのやつを;





初めて見たから、だと思う。
じゃないとこの動悸の説明がつかない。

「何・・・してんの?」

薄暗がりの中でゆっくり振り返った男の顔には細いフレームの眼鏡。
見慣れた青い軍服は椅子に掛けられてその代わりに白衣。

「・・・・鋼のか。どうした?」

返事を寄越してきた声は疲れたように、否、邪魔が入ることを拒んでいるように聞こえた。

「中尉に聞いたらここだって言われて・・・」
「私に用か? 急ぎじゃないなら後にしてくれないか」
「・・・・っな、あんたが呼んだんだろ!?」

男は少し考える素振りをして天井を仰ぐ。
ああ、と短く呟くと人差し指で俺に、こちらに来るように、と示した。

「忙しそうだから、出直す」

頭のどこかで聞こえたんだ。
煩く鳴り響く警鐘が。
こんなときのこの男に近づくとロクなことにならない。
踵を返すとドアノブに手をかけようとして、背中に冷たいものが走る。
脇から伸びた白い袖が俺の腕より早くドアを押さえた。

「呼んでいた、のだったね。すまない。すっかり忘れていたよ」

相変わらずだ。ちっとも悪びれない様子でそう言う。

「明日来る」
「まあ、そう言うな。少し煮詰まっていたところだ」

息抜きをしないとね――。

耳元で低く囁かれた言葉は、逃げられないという言霊よろしく俺の足は床に張り付いたように動けなくなった。

 

「やめ・・・っ・・・・ッ」

無理に後ろ向きに捻られた首が痛い。
執拗に絡み付いてくる舌は気ままに咥内を蹂躙して離さない。

「んうッ・・・は・・・や・・・・めろ・・・」

眼鏡のフレームがあたる。
目、悪かったのか・・・上がる息を抑えながらぼんやりそんなことを思う。

「抵抗しないのかね? 口だけか?」
「て、め・・・・いい加減に・・・っぁッ」

するり、と黒い上着の下から忍び込んできた左手が直にわき腹に触れる。

「イイ声だな、鋼の」

耳朶を緩く食むのはこの男の癖だ。
そして舌先を中へ潜り込ませて囁く。
直接脳内へ言葉が流れこんでくるみたいだ。
感覚も思考も麻痺して。
ほら、おざなりの抵抗も止まる。止まってしまう。

「は、ぁ・・・」

やばい。やばい。やばい。

これじゃまるでタチの悪い薬だ。


シュチュ萌えですね。
暗い資料室(兼研究室)みたいな。眼鏡。白衣。
大好きです(笑)
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